5月, 2019年

効率よく勉強しよう!|高鹿ブログ

2019-05-28

なんてよく言われていますよね。世間では「効率よく勉強していろんなことを・・・」「効率よく勉強してあいた時間は・・・」なんてことばがまことしやかに。

でもなんか怪しくないですか。僕は「これだけ飲めばあとは食べても痩せられる」「運動しないでもこのサプリでぐんぐん痩せる」なんて言葉と実は同じなのではないかなぁと思っているんです。

その証拠に

ベネッセのデータなんですけど休日の勉強時間を測定したんです。高校3年生。でですねえ・・・
東大・京大合格者・・・平均10時間越え
早稲田・慶応合格者・・・平均8時間越え
GMARCH合格者・・・平均7時間越え
さらにGMARCH以上を合格した人としなかった人のデータを比べますと基本1時間以上一日の平均勉強時間に差がある。

じゃあ東大・京大合格者は効率悪いんですかねえって話です。

それに「効率よく勉強して」っていう人ってそんなに勉強できているように見えないんですよね(失礼)。逆になんかその言葉を逃げ口にしているんでないのって。

僕はこう思ってます。

効率よい勉強なんて考えるくらいならまず勉強しなさい。そして自分で試行錯誤して勉強のやり方を見つけるのが大事なんです。そしてその中で「効率」は作れるかもしれません。でもそのことにこだわらないこと。まずは時間をかける。そして勉強を「すきになる」こと。それこそが大事じゃないでしょうか。

いいじゃないですか、だらだらやっていたって。いいじゃないですか、まとめに時間がかかったって、いいじゃないですか、一問に半日以上かけたって。まずは勉強のことを考える時間を作ること。それこそが大事なんですよ。

歴史が苦手だった私からおすすめの本|板橋ブログ

2019-05-28

歴史が嫌いな人は結構いると思います。

私も学生の頃は歴史が苦手でしたが、大人になってからは趣味と仕事を兼ねて、歴史の本を読んでいます。

最近よく読んでいるのは出口治明さんの本です。

中学生を中心に授業をすると、主に日本史になりますから、日本で起きた出来事を日本の歴史の流れだけで捉えてしまい、どうにも腑に落ちなかったり、覚えるためにムリヤリ頭に詰め込んだりといったことがあります。

出口さんの本は、日本史を世界史の中の一部分として取り上げます。ある日本の出来事が起きたら、その理由が世界史と関連づけて説明されています。

例えば「中国の内部が安定してくると朝鮮と日本は朝貢する。逆に中国の内部が不安定になると朝鮮や日本は羽根を伸ばして自分たちの文化を作る(国風文化など)」といった感覚的にも分かりやすい書き方になっています。

出口さんの本は歴史嫌いなあなたにぜひおすすめです。

つくバス|継田ブログ

2019-05-26

先日、つくばまで行きましたら

路線バスに”つくバス”と書いてある路線バスとすれ違いました。







家に帰って調べてみました。

茨城県つくば市を運行するバス。


つくばバス改めつくバス。

言いやすい=それが覚えやすい

なるほどと思いました。

ファクトフルネス|高鹿ブログ

2019-05-11

問題です。

世界人口で極度の貧困にある人の割合は過去二十年でどう変わったでしょう?
1 約二倍になった
2 あまり変わってない
3 半分になった

世界中の1歳児の中でなんらかの病気に対し予防接種を受けている子はどれくらいいるでしょう
1 20%
2 50%
3 80%




・・・答えはどっちも3なんです。

そう、僕たちは「意外と」世界のことをしらないんじゃないですか。たぶん、僕らの頭の中にあるのは「先進国」「発展途上国」。ヨーロッパは金持ちでアジアは貧乏。いまだに苦しんでいる子ばかりがいる・・・

それって1970年ぐらいのモデルですよね。そしてそのモデルは大きく変わっているってことをこの本は教えてくれます。あ、そうそう、これ今話題の「ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング)って本に書いてあるんです。

ここで大事なことって「世の中の常識は大きく変わっている」ってことですよね。そして僕たちはそんなことも考えながら学ぶべきかも。これ、教育にも言えるんです。例えば漢字練習。昔だと「10回書け」とかよく言われていましたよね。でも教育系のデータを見ますとあまりそのことには意味がないことが統計からわかっているんです。

大事なことはしっかり考えること、そして一度立ち止まること。自分(周りも含みます)の経験談だけで考えないこと。そんなことは学習でも必要です。

例えば
暗記モノはとにかく覚えればいい
英語は書くことが大事
答えは見てはダメ
音楽を聴きながら勉強するのはよくない

こんなことは本当にそうなんですか?って僕は思ってます。どうやったら「できる」ようになるのか。それは「今までそうやっているから」ではダメな気がするんですよ。ちゃんとデータを取ってやってみるのも大事です。

例えば音楽を聴きながらするのはよくないのか。これは「聞いている」ときと「聞いてないとき」を両方やってみてどっちのが学習がはかどるかをしっかりチェックする必要があるんです。僕はそれぞれ個人差があると思ってます。大事なのは対照実験をすること。それによって(自分にとってですよ)「何が正しいか」がわかるんじゃないでしょうか。

5月中間試験ファイト!|継田ブログ

2019-05-07

ながーい ながーい ゴールデンウィークはいかがでしたか?

休みは長ければ良いってもんではないですよね。

さて、中学校の話です。

5/7(火)から学校が始まります。
気持を入れ替えてがんばっていきましょう。

3学期制で1学期中間試験がある中学校で、
まだ試験勉強していない生徒さんは、すぐに始めましょう。

特に中3生は修学旅行が終わってから
旅行の余韻に浸る暇もなく
すぐ中間試験です。

毎年毎年思いますが、1学期に中間試験がある中3生は、本当に大変です。

修学旅行の余韻に浸るのは中間試験が終わってからですね。

高校受験にかかわる内申を決める試験ですから手抜きはできません。

とにかく5月に中間試験がある生徒さんは準備をするしかありません。

分からないことは早めに塾に来て質問しましょう。

ホーム・スクールも万全の準備で臨みます。

がんばっていきましょう。