数学|高鹿BLOG

Category: 高鹿ブログ 2011-06-08

たまに言われます。

(x-4)と(-4+x)どっち書いてもいいのって?

ううん、どっちでもいいんだけど・・・やっぱり(x-4)だよ。

なんでって?

そりゃ、美しいから。

そうです、数学は正しい/間違っているという考え方以外に「美しい」って考え方があるんです。だって(x-4)のほうがすっきりっしているじゃない?

ちなみに美しい数学のことを数学者は「エレガント」といい、美しくない数学のことを数学者は「エレファント(象のように不細工)」といいます。

みんな答えがシンプルだったり、計算に無駄がなかったりエレガントな数学を目指しましょうね。

ちなみに美しい数学について書いてある本として小川洋子、藤原正彦共著の『世にも美しい数学入門』(筑摩プリマー新書)という本があります。おすすめです。