塾は誠実であるべきです|高鹿ブログ

Category: 高鹿ブログ, BLOG 2017-12-07

ちょっと嫌な話し。

先日、うちの塾生が他塾のテストを受けにいった。

「センセイ、そこの塾、ただでテスト受けられるみたいなんだ。茨統だけでは不安だから受けていい?」
「いいよ。でもただだからなんかあるんだろうねえ」

越天楽な室長(ぼくです)です。



受けに行ったのは自分の生徒でもかなり出来る生徒。正直、どこでも受かるってレベル。で行ったら・・・

「センセイ、なんか特待生になったよ。授業料も無料だからうちにこないかだって!」

なるほど。。。そういうわけか。やっぱり越天楽な塾長です。

この時期、大手は「結果集め」に必死です。結果をよくするために、少しでも「塾生」にしてしまうこと。そうすれば、「〇〇高校〇名合格!」ってチラシにかくことができるって寸法。そういえば、本人がいきたくなくても結果を出すために多少危なっかしい生徒でも「大丈夫、受かるから!」って言ってチャレンジ受験をさせてしまうということも聞いたことあるなぁ。

っていうか大手の合格実績合わせるとその高校の生徒数より多くなるという謎な事件も起きたりなんて(テスト生や無料で受けた講習生も「生徒」にカウントしているからそんなことが起きるんですけどね)。

ホームスクールはそんなことは一切しません。そして生徒の高校選びはその生徒に最後は任せます。だって行きたい学校に行くのが本筋じゃないですか。

「センセイ、〇〇塾、いかないよ。だって怖い先生ばかりなんだもん」
「うちだって怖いだろ」
「ううん、全然」

そうですか・・・ちょっと威厳を持とうかしらん。少し反省した越天楽な室長です。