「難しい」という言葉|笹目ブログ

Category: 笹目ブログ, BLOG 2016-08-30

授業をしているとよく言われる言葉かもしれない。

「先生これ難しいよー。」

この言葉には2つの意味があると私は思っている。

 

1つは「難しすぎて、何が何だかさっぱり」という意味

こちらの意味で言われたのなら、私の出した課題がその子には早すぎたのだろう。

もっと簡単なところから教えてあげないといけない。

 

だけどもう1つは「難しいからやりたくない」という意味

そういう意味で言われたのなら「だからいいんじゃない。」と返したい。

例えば、1ケタの足し算の問題を私に出題されて、解けたとしよう。

それを褒められて、嬉しいか?

絶対嬉しくないと思う。

では、自分が難しいなと思う問題を一生懸命解いて、それが正解して褒められたらどうだろう。

絶対嬉しくなると思うんだ。楽しくなって、もう1問やってやろうって気になると思うんだ。

そしてそれしか、学ぶ意欲ってものはないんじゃないだろうか。

 

だから「やりたくない」「だるい」「めんどい」なんて気持ちは捨ててしまえ。

その気持ちは、君たちをちっとも幸せにしない。

無視してわざと自分が難しいと思う問題を解いてごらん。

解けたとき絶対嬉しいから。

 

ただ、人によって「難しすぎる問題」というのはある。

そしてそれがどれだか君たちには分からないだろう。

それを教えてもらうために塾があるんだ。

今の自分にとってどの問題が「難しい問題」なのかをぜひ聞いてほしい。

私はいつでも、教室でそれを待っています。